体幹部を刺激!猫背が治る!?
「あべこべ体操」
「あべこべ体操」は基本の“自然な動き”の後で身体の各所を左右や上下にそれぞれ逆方向に“非日常的な動き”(あべこべ)に動かします。基本の動きを先にすることで、あとにするあべこべの動きが強調されて、脳が刺激され運動神経も活性化。無理をせずに行い、基本とあべこべの動きの間には二呼吸分くらい休むことが大事です。
寒いとついつい肩に力が入って背中を丸めがち。普段使わない体幹部を刺激することで縮こまった筋肉がほぐれ、猫背解消にも期待できます。
【前後にあべこべ】~首、肩、背中をほぐそう~
基本 ひざは腰幅に開いて90度に曲げ、椅子に浅く腰掛ける
①両手を後頭部で組み、胸から腰を反らすようにゆっくりと見上げる。両ひじはできるだけ後ろへ反らす。
②両手を後頭部で組んだまま、ゆっくりと腰から背中、胸、首までを丸めておへそをのぞき込む。両ひじを閉じ、両手の重みを後頭部にかける。
あべこべ ひざは腰幅に開いて90度に曲げ、椅子に浅く腰掛ける
①両手を後頭部に組み、胸から腰を反らす。両ひじを閉じ、両手の重みを後頭部にかけるようにして、顔を下に向ける。
②①の姿勢からゆっくりと腰から背中、胸までを丸める。両ひじをできるだけ開いて首を反らし、顔を上へ向ける。
【左右にあべこべ】~背中、体側をほぐそう~
基本 ひざは腰幅に開いて90度に曲げ、椅子に浅く腰掛ける
両手をひざの上にのせる。上半身をメトロノームのように左右交互にゆらゆらと揺らす。お尻を左右交互に軽く浮かせて、重心を移動。
あべこべ ひざは腰幅に開いて90度に曲げ、椅子に浅く腰掛ける
基本の動きと同じようにお尻の重心を片方へ移動し、同時に頭、肩、胸は重心と反対側へ傾ける。上半身でCの字を描くような意識で脇腹、首の側面を伸ばす。
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