健康ニュース

美しい姿勢で、体にいいウォーキング

美しい姿勢で、体にいいウォーキング
「ウォーキングは体にいい」とよくいわれますが、ウォーキングで大切なことは何でしょう? 歩く時間?それとも歩数? 正解は「姿勢」。1日にどれだけ歩いても、悪い姿勢では筋肉がこり固まり逆効果になることも。それではどんな姿勢でウォーキングすればよいのでしょうか。


姿勢をチェックSTEP1
まず自分がどんな姿勢で歩いているかを確認
① 壁からかかとを5センチほど離してまっすぐ立つ。
② 後頭部、背中、お尻を壁にピタッとつける。
③ 腰と壁の間に手を入れる。
手のひらがピタリと入る。または手首あたりで止まる……美しい姿勢
手と壁の間に余裕がある……骨盤が前に傾いた姿勢
手が入れにくい。お尻が壁につかず、体が弓なり……骨盤が後ろに傾いた姿勢
※骨盤が傾いていると猫背などの原因になり、筋肉がこり固まってしまいます。
美しい姿勢に改善STEP2
次に歩き方を変えて姿勢を改善
骨盤が前に傾いた姿勢の場合
腹筋や大殿筋を縮めて骨盤を引き起こすために、少し大股で歩く。
骨盤が後ろに傾いた姿勢の場合
縮んでいる太もも裏の筋肉をストレッチするために、股関節を高く上げながら歩く。
※どちらも上半身は頭とあごを引き、腕は後ろにしっかり振りながら、胸の中央を前に出すように意識する。
また、「お尻を締めて立つ」ことで姿勢はよくなります。歩き方も難しく考えず「かかとで着地、つま先で蹴る」を普段から意識してみましょう。
ベテランのウォーカーもこれから始める方も、健康のためには美しい姿勢で歩くことが大事ですよ。

さらに

早歩き法で無理なく続ける
美しく歩くコツがわかったところで、次は無理なくウォーキングを続ける方法です。ウォーキングを始めてみたものの疲れるだけで効果がイマイチ、と思っている方にもオススメです。
例えば、運動効率を上げようと長時間大股で歩くと下半身に意識が向き、一部の筋肉ばかりを使ってしまうため、筋力がない人は苦痛で長続きしません。そこで無理なく歩くことができる「早歩き法」です。
この「早歩き法」は上半身の上下動が少なく心臓の負担が少ないため、息も上がりにくく、運動効率が高い歩き方です。ポイントは腕の振り。上体を少し前に傾け、ひじを直角に曲げて前後によく振り、背中を誰かに押されているイメージで歩きます。この歩き方なら自然と足が前に出るため、下半身を意識しなくなります。
ポイント
上体
少し前に傾ける
背中
後ろから誰かに押されているイメージ

リズムよく1秒間に3歩を目標に
ひじ
直角に曲げて前後によく振る
明日からのウォーキングでさっそく試してみませんか?

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。