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肩こりが頭痛・不眠につながる理由 (筑紫野市|くまがい整骨院)

「首と肩がずっと重い」「夕方になるとこめかみがズキズキ」「寝つきが悪い/夜中に何度も目が覚める」——これらは別々の悩みに見えて、“肩こり”という共通の根っこを持つことが少なくありません。
本記事では、肩こりが頭痛不眠へ波及する生体メカニズムをわかりやすく解説し、筑紫野市のくまがい整骨院でのアプローチと、ご自宅でできる対策まで一気通貫でまとめます。


目次

  1. 肩こり→頭痛のメカニズム

  2. 肩こり→不眠のメカニズム

  3. くまがい整骨院の評価と施術の流れ

  4. 自宅でできるセルフケア(3~5分)

  5. 枕とデスク環境のチェックリスト

  6. 受診の目安(レッドフラッグ)

  7. よくある質問(Q&A)

  8. ご予約・アクセス


1)肩こり→頭痛のメカニズム

① 筋緊張性頭痛(最も多いパターン)

  • 僧帽筋上部線維・肩甲挙筋・板状筋・胸鎖乳突筋(SCM)・後頭下筋群がガチガチになる

  • これらの筋には関連痛パターンがあり、首の付け根のコリが後頭部~こめかみ~目の奥に“にぶい痛み”として投影されます

  • 目の酷使/噛みしめ/前かがみ姿勢が引き金

② 頸性頭痛(首の関節性の頭痛)

  • **上位頸椎(C0-1-2)**の関節(小さな関節面)の滑りが悪くなる

  • 後頭部~片側性の痛み、首の動きで増悪しやすいのが特徴

  • デスクワークやスマホで**頭部前方位(ストレートネック気味)**が続くと誘発

③ 顎(TMJ)・噛みしめ関連

  • 肩~首の緊張が**咀嚼筋(咬筋・側頭筋)**にも波及

  • 夕方~夜間の歯ぎしりや噛みしめ→こめかみ痛・耳周囲の痛み


2)肩こり→不眠のメカニズム

① 自律神経のバランス破綻

  • 肩~首の持続的な痛み・コリは交感神経優位を招き、心拍上昇/呼吸浅くなる/入眠困難につながります

  • 「横になっても肩が張って落ち着かない」「寝てもすぐ目が覚める」状態に

② 呼吸が浅くなる(首で呼吸してしまう)

  • 斜角筋や胸鎖乳突筋など“補助呼吸筋”が過緊張

  • 横隔膜が十分に働かず、胸式優位→浅い睡眠

③ 枕・寝具のミスマッチ

  • 高すぎる枕=頸部屈曲が強まり、後頭下筋群が常時緊張

  • 低すぎる枕=頸部伸展が強まり、いびき・口呼吸の誘発も


3)くまがい整骨院の評価と施術の流れ

「原因の特定 → 必要十分な施術 → 習慣のアップデート」で再発しにくい首・肩へ。

① カウンセリング&スクリーニング

  • 痛みの部位/時間帯/増悪因子(PC・スマホ・噛みしめ)

  • 睡眠状況(入眠時間・中途覚醒・朝の倦怠感・枕)

② 機能評価

  • 姿勢・頸椎可動域(特にC0-1-2)・肩甲帯の動き

  • 触診:僧帽筋上部線維/肩甲挙筋/後頭下筋群/咬筋のトーン

  • 呼吸パターン(胸式優位か、横隔膜が使えているか)

③ 施術(例)

  • 筋膜・トリガーポイントリリース(僧帽筋、肩甲挙筋、後頭下筋群、咬筋)

  • 頸椎上位の関節モビライゼーション(優しく可動性を回復)

  • 肩甲帯・胸郭の運動介入(肩甲骨の滑り、肋骨の拡張)

  • 呼吸再学習(鼻呼吸、長めの呼気で副交感へ)

  • 必要に応じて顎関節ケアテーピング

④ セルフケア処方&生活設計

  • 1~2分の“極短ルーティン”+就寝前のリラックス呼吸

  • デスクセットアップ、枕高さの微調整

⑤ 再評価

  • 初回~2週で睡眠の質・頭痛頻度の変化をチェック

  • 改善度に応じて来院間隔を延長し、自走できる状態

4)自宅でできるセルフケア(3~5分)

    A. 後頭下筋ミニリリース(30~60秒)

    1. 仰向けでタオルを“細く丸めて”後頭部の付け根へ

    2. 軽く“うなずき運動”を小さく10回

    3. 目を閉じて鼻呼吸、長めの息吐きを30秒

    B. 肩甲骨ゆらし(60秒)

    1. 座って背筋を軽く伸ばす

    2. 肩をすくめ→後ろに回す→脱力を10周

    3. “ゆっくり+脱力”がコツ

    C. 壁胸開きストレッチ(左右各30秒)

    1. 壁に手のひらを当て、肘を軽く伸ばす

    2. 体を反対側にゆっくりひねる

    3. 鎖骨の下~胸が伸びたら呼吸を深く

    D. 就寝前の1:2呼吸(2分)

    • 4秒吸って、8秒かけて吐く(鼻から)×10回

    • スマホはオフ、部屋はやや暗く

    ※痛みが鋭い/痺れがある場合は無理せず中止しご相談ください。


    5)枕とデスク環境のチェック

    • 枕:仰向けで顎が軽く引ける/横向きで首が真っ直ぐ

    • モニター:目線の高さ±5cm

    • 肘:キーボード時に90~100°

    • 足:足裏が床にベタ付け(足台が有効)

    • 休憩:20-8-2ルール(20分集中→8分軽い体位変換→2分肩回し)


    6)受診の目安(レッドフラッグ)

    以下は医療機関での評価を優先してください。

    • 初発で最強の頭痛/突然の神経症状(手足の脱力・しびれ増悪)

    • 発熱・項部硬直を伴う頭痛

    • 外傷後に悪化する頭痛/吐き気・嘔吐が強い

    • 進行する視力異常、言語障害、ふらつき


    7)よくある質問(Q&A)

    Q1. 朝起きた時が一番つらい…枕を替えるべき?
    A. まずはタオルで高さを微調整してみましょう。仰向けで顎が軽く引ける高さが目安。横向きでは鼻先~胸骨が一直線になる高さが◎。

    Q2. 市販の頭痛薬は飲んでも大丈夫?
    A. 一時的な鎮痛は有効な場面もありますが、**原因(首・肩・顎・姿勢・呼吸)**を整えないと再発しやすいです。回数が増える/効きが悪い時はご相談を。

    Q3. どれくらいの通院で良くなりますか?
    A. 個人差はありますが、1~3回で睡眠の質や頭痛頻度の変化を感じる方が多い印象です。安定期に入れば間隔を空けて維持へ。


    8)ご予約・アクセス

    くまがい整骨院(筑紫野市)


    まとめ

    • 肩こりは筋・関節・顎・呼吸を通じて頭痛・不眠へ波及

    • 根本は“負担のかかる使い方”の是正と、短時間で続けられるセルフケア

    • くまがい整骨院では評価→施術→セルフケア→再評価で、再発しにくい状態づくりをサポートします

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