ネット予約

慢性腰痛と急性腰痛の違いとは?

腰痛は、多くの人が経験する症状の一つですが、その原因や性質によって「急性腰痛」と「慢性腰痛」に分類されます。それぞれの違いについて詳しく解説します。


1. 急性腰痛とは?

特徴

  • 突然発症し、強い痛みを伴う
  • 発症から4週間以内に改善することが多い
  • ぎっくり腰(急性筋・筋膜性腰痛)や椎間板ヘルニアが原因になることが多い

主な原因

  • 筋肉や靭帯の損傷(重いものを持つ、不意な動作)
  • 椎間板の損傷(急な動作や加齢による変性)
  • 骨折(骨粗鬆症や事故によるもの)

治療方法

  • 安静(ただし過度な安静は逆効果)
  • 痛み止め(NSAIDs)や湿布の使用
  • 温熱療法・ストレッチ(炎症が落ち着いてから)

2. 慢性腰痛とは?

特徴

  • 3か月以上続く腰の痛み
  • 急性腰痛が治りきらずに慢性化することがある
  • 痛みが鈍く長引くことが多く、姿勢や動作によって変化する

主な原因

  • 筋肉の緊張・血流不足(長時間のデスクワーク、運動不足)
  • 椎間板や関節の変性(加齢による変化)
  • ストレスや心理的要因(自律神経の乱れ)

治療方法

  • 運動療法(ストレッチ・体幹トレーニング)
  • 姿勢の改善(正しい座り方や立ち方の習慣化)
  • ストレス管理(リラクゼーションや睡眠の質の向上)

3. 急性腰痛と慢性腰痛の違いのまとめ

項目急性腰痛慢性腰痛
発症の仕方突然発症徐々に進行
痛みの期間4週間以内3か月以上
痛みの特徴強く鋭い痛み鈍く長引く痛み
主な原因筋肉・靭帯の損傷、椎間板ヘルニア姿勢不良、ストレス、加齢
治療法安静、薬、温熱療法運動療法、姿勢改善、ストレス管理

4. 予防と対策

急性腰痛の予防

  • 急な動作を避ける
  • 正しいフォームで物を持ち上げる
  • 腰に負担をかけない筋力をつける

慢性腰痛の予防

  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • こまめにストレッチを行う
  • ストレスを減らし、十分な睡眠をとる

5. まとめ

急性腰痛は突然の強い痛みが特徴で、適切な処置で改善しやすいですが、慢性腰痛は長期間続くため、日頃のケアが重要です。普段から適切な運動や姿勢を意識し、腰痛を予防しましょう。

腰痛でお悩みの方はココをクリック

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RETURN TOP
092-775-0540 ネット予約