肩こり

肩こり解消には日常生活に運動を取り入れよう

肩こりの4大原因のうち「運動不足」と「ストレス」は、日常の習慣が背景になっています。それだけに生活を見直し、肩こりを起こしにくい習慣をつけることが大切です。

<原因と予防策>

肩こりを起こしているときの首や肩は血流が悪くなっていて、新鮮な酸素や栄養分が伝わりにくく、疲れやすい状態になっています。それを改善するのに有効な方法が、適度な運動です。

運動はそれ自体が、血流を改善する効果があります。それと同時に、筋肉量の低下を防ぎ、柔軟性を高めて、筋肉をしなやかに保ちます。筋肉は血液を送るポンプのような役割をしているため、運動を継続することで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりを起こしにくい身体をつくることが大切です。

肩こりの予防を目的とする場合

筋肉に強い負荷をかけるよりも、筋肉を動かすことに意味があります。ハードなトレーニングよりも、散歩やウォーキングなどの軽めの運動がお勧めです。それが難しければ、室内での浅い屈伸運動でも全身の血流がよくなるので、定期的におこなうようにしましょう。歩くときは手を少し大きく振る、屈伸運動では膝を伸ばすときに両手を上や前、横に伸ばす方法で、肩の筋肉もほぐすことができます。

ストレスには

一方、「ストレス」による肩こりの解消にも、運動は効果的です。身体を動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなるからです。また運動を始めると、やり方をおぼえたり、グッズ(運動着、靴など)を選んだり、目標をもつ(タイムを縮める、体重を減らすなど)といった楽しみが増え、それもストレス解消につながります。

ストレス性の肩こりは女性に多く、とくに気分が落ち込みやすい女性は注意が必要です。毎日の生活のなかに適度な運動習慣を取り入れ、肩こりを起こしにくい身体づくりを心がけましょう(※5)。

(※5)高血圧の治療を受けている方や高齢の方は、運動を始める前にかならず医師に相談してください。

 

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