「いつでもできる!肩こり解消のための首のストレッチ」
忙しい毎日を送っていると、疲れている、こっているとわかっていても解消のためのストレッチをする時間をとるのは難しいもの。とはいえ、「忙しいから」と放置しすぎると、どんどん疲れやこりは悪化してしまいます。
そこで今回は、ちょっとした空き時間や休憩時間にできるストレッチをご紹介します。時間もそれほどかかるものではありません。もちろん毎日行った方が効果的ですが、思い出した時にするように心がけるだけで、症状が改善されます。
また、ストレッチは筋肉をほぐして緊張を和らげる効果があります。つまり、運動前に行えばケガの防止と運動の効果アップが見込めますし、就寝前に行えば快眠効果が期待できるということです。ぜひ積極的に取り入れてみてください。
ただ、ストレッチを行う際に強い力で無理に伸ばすのはNGです。筋肉を痛めてしまう恐れがあります。「痛い」と感じるところまでではなく、「気持ちいい」ところまで、ゆったりと行うようにしてくださいね。
◎簡単にできる首のストレッチ
首は頭を支える重要な箇所。ただ、首の筋肉は特に、無理をして痛めてしまうと重大なケガにつながりかねません。ゆっくりと呼吸をし、伸びる筋肉をイメージしながら行いましょう。
まず、首を前後に倒すストレッチです。両手で後頭部に手をあて、ゆっくりと力を入れて頭を前に倒します。気持ちいいところで20~30秒間キープします。今度は両手で顎を軽く持ち、真っ直ぐ上方向に押しながら頭を後ろに倒します。こちらも20~30秒間キープしましょう。これを3回ほど繰り返します。
次に、首の側面を伸ばすストレッチです。片方の手で、もう反対側の頭の側面を押さえます。そしてゆっくりと力を込めながら、首を押さえている手の方向に倒して20~30秒キープします。今度は側面の少し後方から、同様に斜め前方に倒して20~30秒キープ。反対側も行いましょう。
最後に、首をひねるストレッチをご紹介します。頭を真っ直ぐに起こした状態で、片方の手を同じ方の頬にあてます。そのまま頬を押して、首を反対側に回転させましょう。20~30秒キープしたら、反対側も同様に。体は正面を向いたまま行うのがポイントです。
重ねてになりますが、首は痛めやすい箇所なので、無理はしないようにしてくださいね。