「秋に起こりやすい天気による不調、『気象病』」 」

「秋に起こりやすい天気による不調、『気象病』

暑い夏が終わり、過ごしやすいと言われている秋になりました。真夏に比べて暑さが徐々にやわらいでいくため、楽になったように感じる方も多いでしょう。しかし、「季節の変わり目は風邪を引きやすい」という言葉にもあるように、体調を崩す人が多いタイミングであることも確かです。

 

 

 

『気象病』という言葉をご存知ですか?気象病とは、急な気圧変化や一日の気温の高低差によって起こる体調不良のことです。頭痛やめまいを感じる人もいれば、なんとなくやる気が出なかったりネガティブな気持ちが強くなったり、精神的な症状が起こる人もいます。特に、台風が近づいてくると症状が出る人が多いようです。つまり、台風が多いこの時期は注意が必要ということですね。

 

 

 

気象病はなかなか周りの理解を得にくく、悩んでいる方も多いといいます。そもそも、なぜ気象病は起こるのでしょうか?

 

 

 

その理由は、気圧が耳の機関である『内耳(ないじ)』を刺激するから。内耳が急な気圧変動を感知すると、ストレスがかかった時に興奮する『交感神経』を

刺激します。ストレスがかかった状態とは、自分が「不快だ」と感じた状態のことです。内耳への刺激による交感神経の緊張は、その過去のストレス状態を脳に呼び起こしてしまいます。香りや味覚で昔の記憶を思い出すのと同じ原理ですね。

 

 


正直なところ、気圧の変化自体を防ぐ手立ては今のところありません。ですので、気圧の変化を察知したら早めに準備することが重要です。

 

 

 

市販で変える薬で有効なのが、乗り物酔いの薬です。内耳の働きを抑えてくれる効果があります。もし薬を飲むのに抵抗があるのであれば、漢方の一つ『五苓散(ごれいさん)』も効果的ですよ。

 

 

 

気象病では、古傷や関節痛がひどくなることもあります。耐え難い痛みを感じたら、身体の専門家へのご相談も考えてくださいね。

プールで涼しく運動しよう

プールで涼しく運動しよう

運動したくてもまだまだ暑い、と思ったら、涼しい上に体への負担も小さい「水中運動」がおススメです。

 

 


♪ まずは大股歩き   
・上体を、やや前に倒しながらおこない、手は大きく振ります。
・足は、水深に合わせてできるだけ大股に。
・後ろの足を前に持ってくるときに、軽く体をひねって、膝で蹴り上げるようにすれば、
わき腹のシェイプアップにもなります。後方にも進んでみましょう。
わざと水の抵抗を受けるように歩けば、筋力アップにもつながります。

 

 


♪ サイドウォークもおこないます         
・横向きになり、手と足の両方を進行方向側に押し出して踏み出します。
・後方の足を寄せて閉じます。そのとき、手も体の前で合わせましょう。
・水の抵抗を受けながら、大きく一歩を踏み出してゆっくりおこなってもいいですし、やや小股で、速く進むように動いてもOKです。
・往路を、右を前にして進んだら、復路は左を前にして進みましょう。

 

 

 

ゼーゼーと息を切らすような運動ではないので、ご友人と楽しくおしゃべりしながら、長時間体を動かしていることができます。ジョギングやウォーキングは気が進まない、という方は、ぜひお試しください。

旬の食材レシピ かぼす

旬の食材レシピ かぼす

いつも脇役のかぼすを、今日は主役にしましょう。

 


【かぼすの効用】
柑橘類と梅干しに多く含まれているクエン酸。かぼすのクエン酸は、レモンの約2倍だそうです。クエン酸は、どろどろの血をサラサラにする効果があるほか、疲労の原因となる乳酸の生成を防ぎます。また、あの爽やかな香りには鎮静作用があります。

 

 


【ぽかぽか効果も!かぼすとジンジャーのシロップ】
 材料 … かぼす・5本 生姜・3かけほど(お好みの量)  
黒糖・かぼすの搾り汁と同量
 つくり方
1.かぼすは半分に切り、レモン絞り器等で果汁を保存容器の中に絞り入れる。
2.生姜はすりおろし、かぼすと同様に保存容器へ絞り汁を入れる。
3.黒糖を加える。黒糖が溶けるまでは常温、溶けたら冷蔵保存。
4.お湯割り、ソーダ割り、ヨーグルトにかけるシロップとしていただきます。
甘みづけは、もちろん氷砂糖やグラニュー糖ですが、せっかく体を温めるシロップを作るのですから、体にいい黒糖をつかいたいものですね。

脱・生活習慣病予備群

脱・生活習慣病予備群

生活習慣病とは
9月は、「健康増進普及月間」です。日本人は確かに、医療の発達等によって平均寿命が著しく伸びましたが、その反面、食べ物や生活スタイルの変化により、高カロリーなものを摂取し、さらに運動不足に陥っている人が増えているのも事実です。糖尿病・心臓病・脳卒中等に代表される生活習慣病の増加等が大きな問題となっていることを忘れてはなりません。

 

 


「まだまだ自分には関係なさそう」などと思っていると、危険です。体が、痛くなってから治療を始めるのではなく、普段から定期的にメンテナンスすることが重要であるのと同じように、生活習慣病も、発症してから対策するのではなく、予備群に入らないように常々気を付けておくことが、慢性化・悪化を避けるために重要なのです。

 

 


運動をしていますか?食事の栄養バランスを考えていますか?健診を定期的に受けていますか?…自信をもって「ハイ!」と言えない質問があれば、まずはそこに取りかかりましょう。習慣を少し変えるだけで、体は大きく変化してきます。

 

 

高校生の4割が予備群に
若い人にしてみれば、「生活習慣病」なんて中高年の病気だと思うかもしれませんね。しかし!衝撃の事実があります。なんと、日本の高校生の約4割が、高血圧や高中性脂肪、高血糖のいずれかの症状を抱えているのです。

 

 


体育の時間しか運動をしなかったり、ゲームやテレビが好きで家の中にこもっていることが多かったりすると、いくら若くて元気な体でも悲鳴をあげ、SOSを発信します。そしてそのまま大人になると、さらに運動不足になり、また仕事などで忙しく不摂生の続く生活に突入してしまい、治すチャンスを失ってしまうでしょう。

 

 


高校生に「予備群に入ってるよ!」と言っても、本人は全く自覚もなく、対策を取りたくても自力では難しいものがあります。周の大人がフォローして、その子の健康について考えてあげましょう。

「運動前や後に行いたいストレッチ ~下半身&肩周り編~」

「運動前や後に行いたいストレッチ ~下半身&肩周り編~」

先月号では運動前や後に行いたい上半身のストレッチをご紹介しましたが引き続き下半身と肩周りのストレッチをご紹介します。特にランニング、ウォーキングなどの脚を使った運動の前は、怪我のないようにしっかりと脚の筋肉を伸ばしておくことが重要です。また、運動後は下半身に疲れが溜まりやすくなるので、解消するために忘れずにストレッチを行いましょう。

 

 

 

まずは太ももの準備運動からご紹介します。脚を少し開き、足が後ろ側にくるように片方の膝を曲げます。そして両手で足の甲を掴んで、10秒キープ。その後ゆっくりと脚を下ろします。反対側も同様に行ってください。このストレッチで、太ももの前側を伸ばすことができました。

 

 

 


次に、太ももの後ろ側を伸ばすストレッチです。脚を少し開いたら、片足立ちになり上げた方の膝を抱えます。そのまま体の方へと引き寄せて、10秒キープ。その後ゆっくりと脚を下ろします。こちらも反対側も同様に行ってください。

 

 

 

もし片足立ちが難しいようであれば、足の甲を掴む手や膝を抱える手を片手にし、もう片手は壁などについても構いません。よろけて転んでしまうことのないよう、無理のない範囲で行ってくださいね。

 

 

次は肩周り、まずは肩と腕を伸ばす運動をご紹介します。脚を肩幅ぐらいに開いて立ちます。そして片方の腕を横に伸ばし、その伸ばした腕の肘をもう片方の腕ではさみます。体に引き寄せるように肩付近を伸ばしながら10秒キープ。その後ゆっくり腕を下ろします。反対側も同様に行ってください。

 

 

 


最後は首のストレッチです。脚は肩幅に開いたまま、両手を腰にあてます。首の力を抜いた状態で、ゆっくり左に倒し10秒キープ。その後右、前、後ろにも同様に倒して10秒キープします。もし痛みがあったり、曲げた際に痛みが出たりするようであれば無理に行わず、できる範囲で行うようにしてください。

 

 

 

ストレッチを行う際には2つ注意点があります。まず1つめが、反動をつけて深くまで曲げたり無理に伸ばしたりしないようにすることです。筋肉には、急に動かすと収縮する性質があります。ストレッチ効果が得にくくなってしまうので、動作は全てゆっくり行いましょう。

 

 

 

2つめが、痛みを感じるほど伸ばしすぎないこと。筋肉や関節を痛めてしまう可能性があるので気をつけましょう。筋肉が伸び、「気持ちいい」と感じるぐらいがベストです。

「本当にコワい『熱中症』を日常生活で予防しましょう」

「本当にコワい『熱中症』を日常生活で予防しましょう」

この時期に怖いのが熱中症。様々な対策がありますが、普段から熱中症になりにくい体を作っておくことも非常に重要です。そこで今回は、日常における気をつけたいポイントについてお話します。

 

 

まずは熱中症の仕組みを理解しましょう。人間は体温が上がったとき、体の熱を逃がすことによって体温を下げようとします。その機能が何かしらの原因で正常にはたらかなくなると、体の熱が体内にこもってしまいます。

 

 

 

また、その熱を逃がそうと急に汗をかくこともあり、体内の水分と塩分が急速に失われます。汗は血液から作られるため、体内の血液量が減ること。体の水分量も減ること。塩分を主とした体の電解質が不足すること。それらが原因となり、めまいや頭痛、けいれんなどの熱中症の症状として現れるのです。症状が進行すると意識障害を引き起こすこともあります。

 

 

 

暑い場所にいるとかかりやすい熱中症ですが、実はその日の体調や、暑さに対する「慣れ」なども熱中症に大きく関わっています。水分や塩分の補給と同じぐらい、日頃の過ごし方を見直すことも大切です。

 

 

 

疲れすぎていたり寝不足だったりして体調があまりよくないと、熱中症にかかりやすくなります。その理由は、「自律神経の乱れ」。自律神経が乱れると、放熱の機能がうまく働かなくなるため、熱が体内にこもりやすくなってしまうのです。

 

 

自律神経の乱れは、クーラーのきいた室内と暑い屋外との温度差に体がついていけなくなる「冷房病」の原因にもなります。規則正しい生活を送り睡眠時間をしっかりとる、体を温める食事をとる、しっかり湯船に浸かって体を温めるようにするなどの対策を講じて、自律神経を整えるようにしましょう。